ドラッグストアの食品・日用品はなぜ安いのか?その理由とよりお得に買い物をする方法について解説!
ドラッグストアで販売されている食品や日用品は、同じ商品でもスーパーで販売されている価格よりも安い傾向にあります。近年では物価高の影響もあり、スーパーの顧客を奪って凄まじい勢いで店舗数が拡大している状況です。
なぜ、ドラッグストアの食品や日用品は安いのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。
当記事では、ドラッグストアの商品が安い理由と、よりお得に買い物をする方法について解説していきます。ぜひ参考にしてください。
ドラッグストアの商品が安い理由
ドラッグストアの商品が安いのは、明確な理由があります。ここでは、その理由について解説していきます。
全国展開のチェーン店であるから
ドラッグストアの多くは、全国展開のチェーン店です。スーパーよりも店舗展開の規模が大きく店舗数も多いため、大量発注・大量仕入れが可能。余剰在庫を抱えることもなく、スケールメリットを活かしたまとめ買いによる仕入元との価格交渉が可能となるため、商品販売価格の抑制を実現できます。
直営店が多くを占めているから
コンビニや一部のスーパーはフランチャイズ方式で運営されており、本部に看板やノウハウを提供してもらうかわりに毎月ロイヤリティを納める必要があるため、そのぶん多くの利益を出す必要があります。
一方でドラッグストアの大半は直営店として運営されており、ロイヤリティのために無駄な値上げをする必要がないため、商品を安く販売することが可能です。
食品・日用品に利益を求めていないから
ドラッグストアでは、本来販売している医薬品・化粧品・ヘルスケア用品といった利益率の高い商品で利益を確保しています。しかし、これらの商品は顧客のニーズがあるときしか購入してもらえないものが多いため、単独で販売しても利益の確保が困難です。
そのため、多くのドラッグストアでは食品・日用品を薄利で販売して集客やリピートを促し、ついで買い・合わせ買いによる利益確保を狙うというビジネスモデルを採用しています。食品・日用品に利益を求めていないのも、安く販売されている理由となります。
よりお得にドラッグストアで買い物をする方法
ドラッグストアは普段から商品を安く販売している反面、スーパーのようにセールや特売には積極的でない傾向にあります。しかし、よりお得に利用する方法はあるので、以下に紹介します。
安くなりやすい商品を狙う
ドラッグストアの食品のなかでも、特に以下の商品はスーパーよりも安くなりやすい傾向があります。傾向を押さえておいて、積極的に狙っていけばさらにお得に買い物をすることが可能です。
- 日配品(卵・牛乳・乳製品・豆腐・納豆・パン・生鮮食品・畜産加工品・生麺等の毎日配送される日持ちしない食品)
- 調味料(醤油・マヨネーズ・ケチャップ等)
- 飲料・酒類
- インスタント麺
- 菓子類
ポイントやクーポンを積極的に活用する
ドラッグストアでは、集客・リピート促進のため、店舗アプリ・ポイントカード・クーポンといったお得に買い物ができるサービスを導入している店舗が多くあります。
通える範囲内のドラッグストアのポイント・クーポンを積極的に利用することで、安価で販売されているドラッグストアをさらにお得に利用することが可能です。
まとめ
全国展開のチェーン店であることや、直営店主体であること、主力製品がほかにあることが、ドラッグストアが食品や日用品を安く販売できる理由であることがわかりました。
安くなりやすい傾向にある商品を積極的に狙う、あるいはアプリをインストールしてポイント・クーポンを積極的に活用すれば、さらにお得に買い物をできます。
現在は先の見えない物価や税金・社会保険料の高騰を受けている厳しい時代です。少しでも家計の負担を軽減するために、日々の買い物にドラッグストアを利用してみてはいかがでしょうか。