薬剤師の求人倍率は?ドラッグストアの店舗数は増加傾向で就職に有利

薬剤師として就職し、働くには有効求人倍率の数値が重要です。
ほかにも都道府県別の薬剤師偏在指標を見れば、どこの地域で薬剤師が不足しているかがわかります。
さらに、ドラッグストアの全国総売上高や総店舗数などの推移を参考にすれば、今後薬局薬剤師としての就職が有利かどうかがわかります。
薬剤師は需要の高い売り手市場
厚生労働省が発表している一般職業紹介状況(令和6年3月分及び令和5年度分)では、全職種の有効求人倍率は1.17倍です。
対して、医師や歯科医師、薬剤師などの有効求人倍率は2.41倍と高い数値になっています。
このことから、薬剤師が需要の高い売り手市場であることがわかります。
さらに同じく厚生労働省が発表している、第13回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会の都道府県別薬剤師偏在指標では、全国の薬局薬剤師の偏在指標の数値は1.08です。
これは目標値である1を上回っています。
しかし青森県、富山県、福井県などでは目標値である1を下回り薬局薬剤師が不足しています。
特に福井県は全国で唯一0.8を下回る0.73となっており、最も薬局薬剤師不足が深刻です。
そのため、これらの地域では需要と供給から考えると薬局薬剤師の求人が多くなりやすく、転職も含め仕事が見つかりやすいと思われます。
ドラッグストアの店舗数は年々増加傾向
日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)が発表している、日本のドラッグストア実態調査によると、2023年度のドラッグストアの総店舗数は2万3,041店舗です。
さらに全国総売上高は9兆2,022億円となっています。
前年の2022年度と比較すると総店舗数は2万2,084店舗から957店舗の増加、全国総売上高は8兆7,134億円から1兆4,025億円の増収です。
これは2021年度、2020年度と過去に遡っても同様でドラッグストアは年々総店舗数、全国総売上高とともに増加しています。
JACDSが2025年までに掲げている総売上高10兆円まで順調に近づいていることから、今後も総店舗数は増加し続けると思われます。
まとめ
薬剤師の有効求人倍率は2.41倍と、全職種の有効求人倍率1.17倍よりも高い数値です。
さらに福井県など薬局薬剤師の偏在指標の数値が低い地域もあり、ドラッグストアの店舗数も年々増加しているので、総じて就職に有利といえるでしょう。