ドラッグストアの求人は未経験でもOK?登録販売者って何?
全国には18,000店を超えるドラッグストアがあり、販売額も店舗数も年々増加しています。ドラッグストアの仕事に興味を持っている人も多いのではないでしょうか。
- 未経験でも採用してもらえる?
- 登録販売者ってどんな仕事?
こんなドラッグストアの求人についての疑問にお答えします。
ドラッグストアの求人は未経験でもOK!
ドラッグストアには、店舗スタッフ、登録販売者、薬剤師などいろいろな職種の人が働いています。店舗スタッフの仕事は接客・レジ打ち・品出しなどで、未経験でも採用してもらえます。ただ、未経験OKといっても下記のようなスキルは必要でしょう。
ドラッグストアでは、医薬品だけでなく化粧品や雑貨、食料品など多様な商品を扱っていますので、幅広い商品知識を身につけなくてはいけません。また、子供連れからお年寄りまで、あらゆる年代のお客様と接するので、コミュニケーション能力も必要です。品出しではペットボトルなど重い商品を運ぶなど、力仕事もあります。
雇用形態は、パート、アルバイト、正社員とさまざまです。土日も開店していることからシフト制にしている会社が多く、勤務時間もさまざまですので、ワークライフバランスを考えながら自分にあった働き方を選べます。
登録販売者はドラッグストアで求人のニーズが多い
薬を扱う資格には薬剤師と登録販売者があります。薬剤師は、医薬品の販売だけでなく、医師の処方箋に基づいた薬の調剤ができる資格です。いっぽう登録販売者は、一般用医薬品のうち第二類医薬品、第三類医薬品の販売ができる資格です。
第一類医薬品は薬剤師でなければ販売できませんが、第二類医薬品と第三類医薬品で医薬品の9割以上を占めているので、登録販売者がいれば薬剤師がいなくても大半の薬を販売できます。昇給や正社員への登用を希望するのなら、登録販売者を目指すのが良いでしょう。
登録販売者は、経験や年齢に関係なく誰でも受験できる資格です。独自の研修制度や資格取得の支援制度があるドラッグストアも多いので、実務経験を積みながら資格取得を目指すことも可能です。一度取得すれば、転職や再就職のときにも生かせるでしょう。
まとめ
- ドラッグストアの店舗スタッフは未経験でも採用してもらえる
- 登録販売者になれば、収入アップやキャリアアップも目指せる
スーパーマーケットやコンビニと同じように、ドラッグストアは私たちの暮らしに欠かせない存在です。ドラッグストアでの仕事は、ただ薬や日用品を売るだけでなく、地域の人々の健康をサポートするやりがいのある仕事だといえるでしょう。