ドラッグストアの勤務時間を働き方別に解説

病院や調剤薬局とは異なり、夜遅くまで営業している店舗もあるドラッグストアの勤務時間は長いイメージがあるかもしれません。逆手に取れば営業時間が長いからこそ、働きたい時間に働けるメリットもあります。この記事ではドラッグストアで働く際の勤務時間を雇用形態でわけてご紹介します。

正社員もしっかり休める

店舗自体は24時間営業であったり、年中無休であったりしますが、しっかりシフトが組まれて人員計画が立てられています。他の従業員の急なお休みや、一時的な繁忙期など残業が増えるタイミングはありますが、まったく休日がとれない事態にはあまりなりません。特に大手のドラッグストアでは職場環境の見直しが進んでおり、勤務時間や休日を調整できる職場がほとんどです。福利厚生も充実しており、会社の制度として育児休暇や介護休暇が整備されています。

カレンダー通りのお休みや、まったく夜勤のない仕事をしたい方には向いていないかもしれませんが、過酷な業務を強いられない環境は整ってきています。
また一般用医薬品を販売するために必要な登録販売者の資格をドラッグストアで働き始めてから取得する人もいます。ドラッグストアは現場で仕事をしながらでもきちんとスキルアップをしていける職場です。

パート・アルバイトは柔軟にシフトが選べる

ドラッグストアでパート・アルバイトとして働く時間は、シフト制で決められることがほとんどです。店舗によってシフトの決め方はさまざまですが、ある程度の人数で営業時間内をカバーしあうことになります。週一日から、4時間程度から応募できる求人もあり、無理をせずに働けるところがほとんどです。

特に薬剤師や登録販売者の資格を持っている場合は融通が利く可能性が高くなります。有資格者がいない時間帯は第2類、第3類の医薬品の販売ができません。第2類、第3類には日常で使われる薬が多く含まれており、販売できる時間を少しでも長くすることはドラッグストア自体の売上向上にもつながります。そのうえ決められた販売時間内には確実に有資格者を配置する必要があるため、勤務時間や日数が短くとも有資格者を欲しがる店舗はたくさんあります。

まとめ

店舗の営業日に合わせて出勤時間が決まっていくため、休みなく動いているように感じるかもしれませんが、働く人はきちんとシフトが組まれ、休日もしっかりと取ることができます。店舗責任者などの管理する立場にならない限り、休日に突然呼ばれるような事態もなかなかありません。

ドラッグストアは店舗の営業時間が長い分、希望の時間で働ける職場といえるでしょう。

[参考]
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